冬桜 −二度咲くモノ-
「そして、数え切れないくらいたくさんいる人間の中で、出会えた人の縁ってすごい奇跡みたいな確率なんじゃないかって。


でも、こうして出会うことができた。

次に生まれてくる時のことはもちろんわからないけど、鈴菜ちゃんと僕たちは、絶対出会える気がする。

どんなに時が経っても・・・・・。」





うん。と頷くだけしか出来ない。


頷くたびに、涙が流れていく。
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