光よ、生きて
僕たちが結婚して三年になる。
付き合い始めてからの期間が六年間と長かったけれど、結婚後も僕たちの関係は全く変わらない。
お互いの誕生日や記念日には外食をしたりプレゼントを贈り合ったり、大型連休には必ず旅行に出掛けたり、二人の時間を満喫していた。
それだけで、十分満たされていた。
二人で居られるだけで幸せだと。同じ時間を過ごすことができるだけで、君と同じ空気を感じていられるだけで、それだけで幸せだと日々感じていた。
そんな考え方が変わったのは、去年の夏の終わり。
僕たちの元に突如として現れた小さな光は、戸惑いを呼び起こした。それまで考えもしなかったことだったから不安は生まれたけれど、すぐに大きな喜びと期待へと変わっていった。
これから僕たちはどうすべきなのか、どう変わっていくのだろうか。
きっと、さらに良い方向へと進んでいくことができるはず。
ゆっくりと僕たちが未来を描き始めた頃、小さな光は静かに僕たちの元から消えてしまっていた。