翔藍
ベッドの周りには
唯星の制服やらが散らばっていた。

何も出来ない自分が悔しい。

唯星に無理矢理でもいじめのことを
聞いてたら
こんな目には合わせなくて済んだのに。

抱きしめた瞬間、唯星の目から
涙がこぼれた。

ちょっと眠いかな。その一言のあと
唯星は目を閉じた。

< 95 / 187 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop