-これからも君を-
ふぅ…やっぱ外の空気は美味しい
クラブ内と違って寒いけど今の私には丁度良い温度に感じた。
壁にもたれかかる様に座りこみ暫く街の様子を見る
歩いてるのはゲイやビアンカップル
互いを愛しあってるのが遠目でも分かった。
人は恋をすると柔らかくはにかむ…
私はそれを見て
「いいな…」
気がつくと独り言を呟いていた。
季節は12月。ううっ…寒い。さすがに冷える
30分は外にいただろうか。そろそろ気分も良くなったしクラブに戻ろうかな。
ふらっと立ち上がる。
すると急にグイッと腕をつかまれた。
振り返ると見知らぬ男…
「よっ!!お姉ちゃん1人で何してんの?」
ナンパ…だ。
しかもこの街でナンパだなんて。
「俺道間違えて辿りついたんだけど、男同士でイチャついてたり女同士でキスしたり気持ち悪い場所迷い込んで参っちゃったよ!!良かったら2人でどっかにいかない?」
こいつは馬鹿なのか。私がここにいると言う事は私も女が好きって事なのに
「結構です。離して下さい。すぐそこのクラブに友達がいるんです!」
「いいじゃんよー!友達も今頃誰かと仲良くやってるよ。だから俺達も…」
なんて奴なの。確かに1人でお酒を飲んでヤケになってたけど、よりにもよってこんな奴に…
誰か…助けて。