想汰は宮野の言葉をさえぎり、じっと水面を凝視した。

つられて残りの二人も水面を見ると、水がブクブクと泡立っているのがわかる。

まるでそこだけ沸騰しているようだ。


じー…とその不思議な水泡を見てると、海面の下に何か黒い影が見えた。

それはだんだんとこちらに上ってくる。
そして、次の瞬間には。


「ぶはっ!?」

勢いよく水谷が海中から顔を出した。

 
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