【完】恋のキューピットは山田君!
山田君はどうしてそんな風に笑えるんだ
ろう。
山田君は、私とお別れになっちゃうとか
、どうでもいいのかな。
お給料さえ貰えればいいのか……ずっと
、そう言ってたしね。
……あー、なんか、すっごいムカつく。
すっごいイライラしてきた……。
だって私だけ悲しんで、バカみたいじゃ
ん!
「山田君のバーカっ!!」
「え、いきなり!?」
もう山田君なんて知るか!
勝手に浮かれてろバカ天使っ!!
そして、翌日。
教室は朝からどこか浮き足立っていて、
色に例えるとすると、ピンク色のオーラ
に包まれているような……。