NIGHT
時間内に仕度と弁当作りを済ませ学校への道を歩く。

家は両親揃って朝早いからお弁当と朝ごはんは自分で作ることになっている。


まだ時間あるしコンビニ寄ってこうかな

さっき情報番組で見た今日発売のコンビニスイーツが気になって通学路にあるコンビニに立ち寄った。



「あれ?萌々?」

「へ?」

後ろから声をかけられ振り向いた。
 
「あっ!陽君!」

そこには幼馴染みの陽君の姿。

「何でお前こんな時間にいるんだよ」

「へへ寝坊しちゃって」

「珍しいなお前が寝坊なんて」

「んーそうかな?陽くんは今から大学?」

「あーいや。今から家帰って寝るとこ」

目の前の彼は眠そうに欠伸をしている。

ふと時計に目をやるともうすぐ1時間目が終わる時間。

「あっもうこんな時間だ。今度陽君家遊びに行くね!じゃあねー」

陽君に手を振り走り出した。
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