NIGHT
「今度陽君のお家行こうよ♪」

私がそう提案すると

「うっうん…だね…」

いつもはノリノリの筈の椿から微妙な返事がかえってきた。

不思議に思ったけど追求せずにその場をやり過ごした。

お弁当を食べ終わりスイーツに手を付ける

「んー!おいしぃ〜」

「ほんと萌々は幸せそうに食べるわよね」

だって甘い物食べると元気になれるし幸せたもん


それから椿と他愛もない話をし昼休みを終えクラスへと向かう。

階段を降りていると

ゾワッ

急に寒気と視線を感じ振り向いた。

気のせいか…

「萌々?」

「ん?あっ!早く行かなきゃね~」

この時は勘違いだと思い深く考えることはしなかった
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