キスから始まるセカンドラブ
「・・・本当に?」



「ああ。でも、奈々。俺はそんなにいいやつじゃない。過去に傷つけたやつもいる。だから奈々には同じ思いをさせたくないだけ。奈々、俺の昔話を話していいかな?」




奈々を抱きしめる腕を緩めて彼女の隣に座り直し、頷くその手をギュッと握りしめた。
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