キスから始まるセカンドラブ
「可愛い。そういうとこ、全部含めて好き。さて、では美味しいディナーでも食べましょうか?」



「・・・はい。あっ、じゃあ今から作りますね」



「俺も手伝う」



その言葉に笑顔を浮かべて身体を起こそうとすると腕を引かれまたそこに戻された。



「洸汰さん?」



指を絡めて天井に翳す。あのキスから始まった。私のセカンドラブ。そしてこの恋はきっとラストラブになる。


「やっぱり近いうちに指輪買いに行こう。早く奈々と結婚したい」




あなたと同じプラチナに輝くリングを嵌めて。



〜end〜
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