夏のカケラ
最初は長髪の二谷だ。


アイツら三人は仲が良いらしい、一緒に帰ってる。


桜川は後を付けようとしたが、車で先回りする事にした。



しばらく二谷の家の前で待つと二谷が帰って来た。


二谷は家に着くとすぐに、バットとグローブを持って空き地に向かった。


「おせーぞ!」


そこには、茶髪の三井が既に待っていた。


「スマン、スマン!さあ、やるか!」


二谷はグローブを嵌めた。


「分かってるな、昨日までは同点だけど、今日は絶対に俺が勝つ!」


三井が叫びバットを握った。


「抜かせ!俺の勝ちだ!」

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