全力投球~諦めたくない夢~


「・・・ふざけんなよ。」

「え・・・?」

「一緒に甲子園目指すんだろ?
病気になった時でも、野球は辞めたくなかったから続けたんだろ?なのに・・・なのになんで1球打たれたぐらいで、辞めるって勝手に決めんだよ!!」

「ただの1球じゃないの!!全力のボールだったの!!相崎さんからマウンド変わって託されたのに・・・」

「なのに、1点とられた。みんな私をなぐさめるの・・・相崎さんも。井端さんも澤さんも。
私のせいで勝ち越されたのに!!」

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