全力投球~諦めたくない夢~


「は、話したよ?なんで?」

「そっか。」

全部わかりきってるような顔。
もしかして・・・

「もしかして、全然知ってたり・・・?」

「・・・前に、lineで知らなくていいってな感じなこと言わなかった?」

「話がわかんない。」

「俺にも、希桜が犯人だって思ったんだよ。お前の下駄箱の中でなにかしてる希桜を。」

「んー・・・ますますわかりません・・・」

「負けた日、希桜を見つけて声かけたんだよ。もともと希桜のことは塾で知ってたし。そしたら悪ふざけしてたんじゃなくてお前のために紙処分してたんだ。それを俺も手伝ってて一緒に帰んなかった。んであのlineしたわけ。理解した?」

「・・・した。」

シンも協力して・・・

「シン、ありがと!!」

「ああー。」

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