全力投球~諦めたくない夢~


部活の後、ミーティングを開いた。

「じゃあ、野球ノート明日作らない?」

「いいね〜、んでみんなの目標とか書こうぜー!!」

みんな私の意見に賛成してくれて、明日作ることになった。

コツン・・・コツン・・・

なんか、不気味な音・・・
一瞬で鳥肌が・・・

「ね・・・今コツンコツンって音しなかった?」

「はぁ?してねーよ?なぁー?」

風間にも、みんなにも聞こえてないの?

「話戻るぞー!!」

コツン・・・コツン・・・

「やっぱ聞こえてるってー!!」

「はぁ・・・」

コツン・・・コツン・・・

「・・・・・・・・・!!」

やっと気づいたみたい。
あたりが暗いからみんなの表情までは見えないけど、相当ビビってるハズ・・・

「き、気のせいだって!!」

コツン・・・コツン・・・

「風間・・・どこが気のせいなの?」

・・・

一番ビビってる。

まさか・・・・・・
幽霊?
夏も過ぎて時期ハズレだよ〜!

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