blue part2
チンプンカンプンのまま寝ていると、





「起きたか?」





少年の声が部屋に響いた。



起き上がってみたいが、さっき言った通り力が入らなくて…。





足音を聞きながら、少年をまった。






「まだ、キツそうだな。」





少年に視界に入った。






耳が隠れるくらい伸びた、金髪と蒼い瞳は目をひいた。





「しゃべれるか?」





「うん…。」





近くにあった椅子を持ってきて、私の横に椅子を逆にして座り込んだ。





じっと黙って眺められる。




少しだけ、檻の中の動物気分になった。
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