blue part2
「…何ですか?」








「あんたどっかで見た事あるからどこかな〜って思ってな?」





そう言われても…。






頭が回らないから分からないよ。






「まあ後から考えよう。はい、体温計。」




ポケットから体温計を取り出し、口の前に持ってくる。




今時口かよ…。





肘をついたまま見つめるので、赤くなるのが分かりながら加えた。




「あんた、覚えてる?」






喋れないから、首を横に振った。






「人の質問に答えないで眺めたままぶっ倒れて、泥まみれになりながらここまで運んできたんだよ。」







想像しただけで、頭痛が悪化する。




マジ情けないよ。
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