瑠璃一味のお戯れな学園生活
さて、そろそろ水も抜けて程良い深さになってきた。

「よし、では行け、瑠璃一味。苔と汚れを一匹残らず駆逐してやれ!このプールから…一匹…残らず!」

某巨人漫画にハマっているらしい龍娘の号令で、瑠璃一味はプールへと入っていく。

「うへぇっ、気持ち悪ィ、ぬるぬるするぅ…」

片足をプールに浸けたシンが顔を顰める。

「地下水脈の洞窟を探検した時を思い出す…」

淡々と語るリィ。

感触は最悪だし滑り易いし。

「皆、気をつけろよ。滑ったら自分だけじゃなくて巻き添えで他の奴も…」

と言いかけた霸龍闘が。

「おわっ!」

言ったそばから足を滑らせて前のめりに倒れる!

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