瑠璃一味のお戯れな学園生活
「嫌だ嫌だ!おれも姉ちゃん達と一緒に行くだ!一緒に野菊助けに行くだ!」
駄々を捏ねて泣きじゃくるシルヴィ。
「シルヴィ」
リィは彼女を抱きしめる。
「これから行く所は、凄く危ないの…シルヴィを危険な目に遭わせたくないから、連れていく訳にはいかない…分かって…?」
「あぅうぅぅんっ」
べそをかくシルヴィ。
「おいこらシルヴィ」
龍之介がポンと頭を叩く。
「お前の兄ちゃんと姉ちゃんは、勇者の子供なんだろ?ってこたぁ、勇者も同然ってこった。違うか?」
「……」
しゃくり上げながら、頷くシルヴィ。
「そんな勇者が、たかが『でかいトカゲ』相手に苦戦すると思うか?チャッチャとやっつけて、すぐに帰って来るに決まってる…そう思わねぇか?」
駄々を捏ねて泣きじゃくるシルヴィ。
「シルヴィ」
リィは彼女を抱きしめる。
「これから行く所は、凄く危ないの…シルヴィを危険な目に遭わせたくないから、連れていく訳にはいかない…分かって…?」
「あぅうぅぅんっ」
べそをかくシルヴィ。
「おいこらシルヴィ」
龍之介がポンと頭を叩く。
「お前の兄ちゃんと姉ちゃんは、勇者の子供なんだろ?ってこたぁ、勇者も同然ってこった。違うか?」
「……」
しゃくり上げながら、頷くシルヴィ。
「そんな勇者が、たかが『でかいトカゲ』相手に苦戦すると思うか?チャッチャとやっつけて、すぐに帰って来るに決まってる…そう思わねぇか?」