瑠璃一味のお戯れな学園生活
愕然とする仲間達。

「こ、小者って…」

「アイツ間違いなく、この天空険道で最強の竜種だぜ…?」

めのうと霸龍闘が言うが。

「つまり只のお山の大将って事だろうが」

SSBなりの論理で切って捨てる。

「龍ってのは、人外魔物の頂点に立つ存在だ。相手がどんな奴だろうが、真っ向から勝負を受けて、小細工なしのタイマンでケリをつける。人間でも、神でも、悪魔でも、誰だろうとだ。なのに…」

龍之介は小屋の中で怯えで蹲っている野菊を見る。

「あんな小娘人質にとって、助けようとすりゃあ火の玉吐いて近づけなくさせて…てめぇそんな汚い真似しねぇと、喧嘩の一つも出来ねぇのか!そんな腐った性根なら、竜種なんて名乗るんじゃねぇ!」

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