瑠璃一味のお戯れな学園生活
やがて、霸龍闘は舗装されていない畦道の方へと入り込んでいく。

どこまで歩いて行くのだろう?

幾ら霸龍闘の案内とはいえ、リィも些か不安になってきた。

「ねぇ、霸龍闘…どこまで行くの…?」

「もうちょい…この先に綺麗な小川があるって龍之介が言ってたから」

振り返らずに霸龍闘は言う。

辺りはもう薄暗くなってきた。

日が暮れて、こんな茂みの中に入り込んでいくのは、リィとしてはあまり嬉しくない。

と。

「お」

霸龍闘が突然、暗がりの中で何かを捕まえた。

両手で包み込むように、茂みの中の『何か』を捕える。

あの大きさだと、虫か何か…。

< 1,537 / 2,622 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop