瑠璃一味のお戯れな学園生活
反射的に振り向く。

「……」

閉まったのは、野菊達の背後にある扉のようだった。

その証拠に、扉が閉じた拍子に起きた風圧で、床の埃が舞い上がっている。

しかし、何故扉が閉じた?

いやそれ以前に、扉は開いていたのか?

廃屋内には風などない。

という事は、誰かが閉じたのか?

「シルヴィちゃん…でしょうか…」

「あ、当たり前だよっ」

咲花の言葉に、野菊が強く同意する。

シルヴィが閉じたのでなかったとすれば、誰だというのだ。

寧ろシルヴィじゃなかったとしたら…。

その可能性を考える事の方が怖かった。

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