瑠璃一味のお戯れな学園生活

奏多の憂鬱

瑠璃達が戻ってきた事で、他の面々も順番に休憩に行く。

「や~、文化祭堪能したねぇ、シン君」

ウキウキで帰ってきたのは野菊とシン。

尤も、ウキウキなのは野菊だけだが。

「野菊ぅ、人前で手ぇ繋ぐくらいはいいけど…腕組んだりハグしたり、挙句の果てには、ほっぺにチ、チューとかすんなよなっ」

そう言うシンの頬にはキスマーク。

よっ、モテるね勇者。

「いいじゃん、リィちんもするでしょ?霸龍闘君にチューとか」

「し、しないよっ…」

野菊の問いかけに頬を赤らめるリィ。

「俺はするぞ」

龍之介、てめぇにゃ聞いてねぇ。

「りゅーちゃんは強引過ぎるんだよっ…」

でも満更でもなさそうなめのう。

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