瑠璃一味のお戯れな学園生活
三人目なのです
その日のシンとリィは、何だか様子がおかしかった。

登校中から、何だか落ち着きがなかったり、二人顔を見合わせて苦笑いしたり、心ここにあらずだったり。

どうもソワソワしているというか、何というか。

「何かあったのか?シン、リィ」

その日の放課後。

いつものように決闘をしていた霸龍闘が、思わず手を止める。

「そうだ、何かお前達の様子はおかしい…仲間が悩み事を抱えているのに、呑気に決闘するほど俺達も人でなしじゃない」

瑠璃も愛刀・柊を肩に担いで言う。

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