瑠璃一味のお戯れな学園生活
そりゃあ朝から視線を浴びせられる訳である。

シルヴィ画伯の絵は、今朝からずっとここに貼られていた訳で。

その間、多くの生徒や教師、関係者に鑑賞されていた訳で。

「いやー、シルヴィは上手だなぁ」

「額縁に入れて、飾っておきたいくらいだねぇ」

笑いを堪えつつ絶賛する霸龍闘と野菊。

「も、もうそのくらいにしておけ…」

「そういう兄様も笑ってる…」

窘める瑠璃と、ツッコむめのう。

「皆誉めてくれただ、ありがとない♪」

そして天真爛漫に喜ぶシルヴィ。

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