瑠璃一味のお戯れな学園生活
天神学園のカウンセラー
天神学園校舎のとある一室。

鬼龍が扉をノックすると。

「どうぞー」

若い男性の声が中から聞こえた。

鬼龍は静かに入室する。

「失礼するアル」

窓から差し込む日差しがあたたかな、明るい清潔感のある部屋。

その窓に面した事務机の前に腰掛け、書類にペンを走らせながら。

「どうしたの?何か相談事かな…?」

天神学園生徒カウンセラー、辻神 誠一郎(つじがみ せいいちろう)は振り向いた。

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