瑠璃一味のお戯れな学園生活
「龍娘先生の事も言ってたんですよ」

本人を前にして言うこはく。

「何?」

龍娘の目の色が変わる。

「奴が私の事を何と…?」

「武闘派教師陣筆頭は、あくまで自分一人だとすーは思っているんだ。龍娘先生なんて肩を並べているとも思っていないし、それどころか麻婆しか能のないミジンコ以下の微生物だって」

そんな事一言も言っていない。

ビキッ。

龍娘の手元で烏龍茶の湯飲みが割れる。

額に数本の青筋を浮かべる完璧超人。

やっべ、超キレた時の反応だ。

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