瑠璃一味のお戯れな学園生活
早速四人揃って道場へと入る。

先頭の龍之介が足を踏み入れた所で。

「がはっ!」

突然の峰打ちが、龍之介を道場外まで吹き飛ばす!

見れば川蝉を携えた翡翠が、腕組みして仁王立ちしていた。

「神聖なる道場に土足で上がろうとするとは何事か。靴を脱がんか馬鹿者が」

「ってぇ…野郎…」

身を起こしつつ翡翠を睨む龍之介。

「やられてやんの♪バ~カバ~カ♪」

相変わらず孔雀の後ろに隠れてアカンベするめのう。

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