通学恋愛
「レイちゃんとあずさのおかげで、うまくいってるよ…。

ま、抜け出してきちゃったんだけどね」


軽く笑うと、シュンくんも笑った。


「補習キツいからな。

それならさ、ちょっと、つき合ってくんない?」


急に手を合わせられて、焦った。


けど、ちょっとなら…いっか。


あたしはうなずいて、シュンくんについて行った。


そういえば…。


シュンくん、制服だ。


今日も練習のハズだけどな?
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