通学恋愛
シュンくんが、あたしの頭をなでていた。






「渚は、わざわざ疲れることしなくていーんだよ」




そのやわらかな笑顔に、心臓が跳ねた。


手のあたたかさが、じんわりと伝わってくる。


安心する。


懐かしいな…。


シュンくんの、優しいあたたかさ。
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