通学恋愛
懐かしさに浸っていると、ちょっと自分が恥ずかしくなる。


あたしって、駿太がいないとなんにも出来ないんだな…(汗)



とか思っていると、自転車がガクンと揺れて、動き出した。


心地よい風…と言えたらいいけど、暑くてムシムシした風が、顔に当たる。


それでも、それさえ、気持ちよかった。


自分の顔を、駿太の背中にくっつけた。


すると、くっつけられた主がビクッとなった。
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