通学恋愛
「…どーしたのレイちゃん?」



レイちゃんは黙ったまま、




あたしの両方のほっぺたを、思いっきりつねった。




「…レイひゃん??」



上手くしゃべれないあたしは、レイちゃんを直視するだけしかできない。



レイちゃんは、相変わらず冷静沈着。
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