わけあり彼女





ただよってくる酒と煙草のにおい。



……嗅ぎ慣れてなくて、不快だ。



顔だけうしろを向けると、やっぱり。



見知らぬおじさんが、あたしの肩に頭を乗せてニヤニヤと笑っていた。



「お姉さーん、こんなとこで、なにしてるの?? おじさんお金いっぱい持ってるよぉ。遊ばない?」





< 130 / 278 >

この作品をシェア

pagetop