男になりたい女と女嫌いな男
連れてこられた場所は、あの渡り廊下だった。
昨日、翼にコクられたあの場所。
そのせいか今日はいつにもまして寒く感じた。
友季が穏やかに話し始める。
「あんたさぁ、無視されていやじゃないの?」
「は?」
「だーかーらー、昼休みのサッカー断られちゃったときとか悲しくなかったのぉー?」
・・・何が言いたいんだこいつは。
「気づいてないみたいだから教えてあげる。
純、あんたみんなから無視されてるよ」