【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】
部屋に来るとベッドに座った。
絋君の部屋、綺麗。
男の子っぽいモノクロの部屋だけど、そんな部屋からもカッコよさが溢れ出してる。
「雪乃」
「ん?なに?」
「好き」
急に言われた一言。
「っ!!」
一気に顔に熱が集まった。
絶対顔赤いよね!?
そんな顔を隠すように絋君の胸に抱きついた。
私ってこんなに大胆だったんだ。
「あー、そんなことされると俺が持たない……」
独り言のように呟く。
絋君の心臓、早い。
「ねぇ、キスして?」