【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】
「先輩!」
二人の腕を雑に払い、雪乃先輩のところに行く。
「あれぇ、その子雪乃の友達?」
「あぁ、うん。ごめん、ちょっと借りていい?」
「いいよー。雪乃の知り合いなら後で紹介よろしくー」
そいつらはウインクしてその場を去った。
「雪乃先輩の友達だったの?」
「うん、そうだよ。見た目はあんなんだし、
逆ナンも遅刻もケンカも多いけど悪い子じゃないよ!」
……いや、それ悪い子だろ。
「ていうか、こんなところでどうしたの?」
「んー?あぁ、雪乃先輩に会いに来た」
ニコッとしてそう言うと、雪乃先輩もニコッとして「そっかぁ」何て言った。
うわ、その笑顔はヤバイ。