【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】




「ひゃあ!」



突然そんな声が聞こえた。



「や、ぁ」



声のする方を見ると、先輩と兄貴がいちゃついていた。



兄貴が先輩の後ろから腰に手を回し、首に顔を埋めている。



あーあ、ホントムカつく。なんで兄貴なんだよ。



俺だって好きなのに。



兄貴なんかより俺の方が……。



なんて、考えるだけ無駄か……。



そんなイチャイチャしている声をよそに、俺はテレビをつけた。



< 191 / 201 >

この作品をシェア

pagetop