【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】

私の過去






「あのさ、ずっと聞きたかったことがあるんだけど」



ゆっくりと口を開き、私の目をじっと見つめる。



「な、に?」



「雪乃、過去に何かあった?」



ドクンッ



全身の血が止まったような感覚に陥り、心臓も急に早く動き出した。




「雪乃が、男を嫌いになった理由……」



嫌な汗が、身体中から流れ出る。



隠し通せる、そんなことは思っていなかった。



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