【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】




皆がいなくなった頃。



鞄を持ち教室を後にしようとしたその時。



「雪乃ちゃん」



聞きたくない人の声が耳に入った。



「な、に」



鞄をギュッと持ち、樹くんを睨む。



「話がしたいんだ」



「話すことなんて、ないよ」



早く逃げたい。



絋君が来ちゃう。



「ごめん」



……え?




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