闇の向こう側で~あなたの光を~
「じゃあ、私がやってもいいですかぁ?」
どうせ、そのつもりだったんでしょ。
誰もやらないわよ。
「富山さぁん、私がやってもいい~?」
ここは愛想笑いで
「どうぞ?」
あぁ、あの子なんて名前だったかしら?
織田さん?
うん、あってると思う。
織田さんは、
始めるよぉ~!
と、全体に声を掛けて練習を始める。
私はバックでダンス?をする。
その踊りを覚える。
30分くらいで半分くらい覚えた。
「休憩にしまぁーす!」
その声を聞いて私も休憩に入る。
体育館の壁に寄りかかり、お茶を飲む。
今のところは何もなし。