闇の向こう側で~あなたの光を~
「どうしたの?」
紫音「………心配した………」
「え?」
紫音「心配したよ、美海ちゃん……」
心配してくれたのか。
そうだよね。
いきない倒れたんだもの。
びっくりしたよね。
「ゴメンね、でも大丈夫だから」
少し間をおいて「うん…」と小さく答えた。
「陸?」
さっきからずっと黙ったまま。
なにかあったのかしら?
「陸?大丈夫?」
陸「怖かった……」
「え?」
陸「美海がいなくなると思って怖かった」
海「美海……」
海が弱々しい声で呟く。
なんでそんなに苦しそうなの……?
過去と何かしら関係してるのかしら?
海も後ろから抱きついてくる。
お腹に紫音と陸。
背中に海。
すごい態勢だわ。