オレンジ色
帰り道。
空はまたもオレンジ色に染まり始めてる。
でもそろそろ季節の変わり目なのか、今までみたいな本当に綺麗なオレンジ色ではなくなっていた。
少し、くすんだような、そんなオレンジ色。
「シン、今日はちゃんと、言えよな」
隣を歩くカズが、心強くて、俺は笑った。
「今日は、ダイジョブ」
言いながら歩く俺たちの目の前にいよいよ迫ってきた、商店街の入り口。
そして、見つける。
綺麗な顔した、綺麗な顔の男。
「え、シン、その顔どうしたの」
言いながらそいつは駆け寄ってきて、俺は隣のカズに背中を押されて。
一歩前に出て。
そして、オレンジ色の空に誓う。
俺の大好きな、オレンジ色の、空。
「浮気したら、ぶっ殺すかんな」
言葉と共に祐也の肩に頭を乗せて目を閉じた。
祐也の手は驚いたような呆気にとられたような動きをしたあとすぐ、俺の頭の上に降ってきて。
「すごい告白だね、それ」
今日のオレンジ色の空の時間の最後に俺が聞いた言葉は、それだった。
FIN
空はまたもオレンジ色に染まり始めてる。
でもそろそろ季節の変わり目なのか、今までみたいな本当に綺麗なオレンジ色ではなくなっていた。
少し、くすんだような、そんなオレンジ色。
「シン、今日はちゃんと、言えよな」
隣を歩くカズが、心強くて、俺は笑った。
「今日は、ダイジョブ」
言いながら歩く俺たちの目の前にいよいよ迫ってきた、商店街の入り口。
そして、見つける。
綺麗な顔した、綺麗な顔の男。
「え、シン、その顔どうしたの」
言いながらそいつは駆け寄ってきて、俺は隣のカズに背中を押されて。
一歩前に出て。
そして、オレンジ色の空に誓う。
俺の大好きな、オレンジ色の、空。
「浮気したら、ぶっ殺すかんな」
言葉と共に祐也の肩に頭を乗せて目を閉じた。
祐也の手は驚いたような呆気にとられたような動きをしたあとすぐ、俺の頭の上に降ってきて。
「すごい告白だね、それ」
今日のオレンジ色の空の時間の最後に俺が聞いた言葉は、それだった。
FIN
