オレンジ色
 

 俺たちは、バカだ。
瞬間俺が感じたのはそれだけだった。

 同じ事で悩んで、同じ事で苦しんで、同じタイミングで告白してた。

 それに俺は今頃気づいて、きっと祐也は今頃、俺の返事を待ってるんだ。



「カズ、俺、」


 言いながら俺は目頭を、周りにバレないように押さえた。


「あー・・・次の授業だるい古典だし、一緒にフケるか」


 カズの発言が、死ぬほど、嬉しかった。
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