クール女子と大泥棒が恋すると、




「新見さん、大丈夫だって。」


「うげぇー……」


「いいから。

遅刻したくないから早く準備して。

今からお邪魔する。」



「鬼……」




渋々千歳は着替えとかをリュックに詰め、

寝巻き用の着物の上に羽織を羽織った。




「よし、出発。」



千歳の部屋(陽の部屋)は帰ってきてから片付ける。


これで大丈夫だ!




私たちは家を出た。





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