クール女子と大泥棒が恋すると、



私が行くから……


行くの……?



うぅ……。


顔熱い……。



「じゃあ、誰か誘っておいてね~」


「はいよ~」




私は二人の会話の終わりを確認してその場からすぐに逃げた。



片手で顔を必死に隠すが、

美月にはすぐに気づかれた。



「伊緒ってば、か~わい!」


「うるさいっ」



もうなに言ったって美月には照れ隠しと捉えられる。


ちょうどその時チャイムが鳴り、

私は解放された。



今週の土曜日、


私は普段通りでいられるだろうか……。





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