君恋日記

最悪なライバル




【special 佐田 純side】



夏に入ってからは大学も早めの夏休みになり今はみさきが泊まり込んで毎日順風満帆。


家事が得意なみさきは朝から部屋を行ったり来たりしていて動き回っている。


───落ち着かない。



「佐田くん!起きてっ!って起きてるなら声かけてよぉ~!」


そっ!俺は寝たふりをして彼女、みさきの行動を目で追っていた。



毎日居られたらいいのに。


そう、心のどこかで思った想い。






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