君恋日記



新年も明け部活が始まってからもこの何だか分からない心のモヤモヤは晴れぬまんま。


「佐田最近何か悩んでんのか?」


そう言ってきたのは同中で同じサッカー部員の山中 竜喜(やまなかたつき)

こいつには話さないでおこう。
多分こいつは見るからに暮橋がスキだから。



「んーまぁ大丈夫だ。
それより明後日今年初の練習試合だな、、
全く新年早々気が抜けれねーな?」


「俺らレギュラーだし?
また活躍しちゃおーぜ?な?」


たつきはやる気が出たのか
部活が終わったってのに自主練をしにまた校庭へと足を踏み入れた。




< 84 / 303 >

この作品をシェア

pagetop