-RAINY BOY1-
『これで良いのかよ?お前は佐倉の事、諦められたのか??地位が違うってだけのことで、好きな気持ち抑えちまうのかよ!』
俺は幸樹に聞いた。
『仕方ねぇーだろ…俺は父には逆らえないし、絢芽姫にも逆らえない。成美の事は、諦めるしかないんだよ!!』
幸樹は寂しそうな顔をした。
『な……なら、それが幸樹の出したこたえなら、俺は絢芽を連れていく!』
そう言って、俺は絢芽姫の手を引き、川のほとりまで走った。