黒アゲハ


もう何日も飲まず食わず眠らずのボクの体力はもう0だった。ハナが作ってくれた雑炊を少し食べた後死んだように眠った。


ペロペロ
顔を舐められる感覚で目を覚ますと華がボクを心配そうに見つめている。 ボクはガバッと体を起こしハナの姿を探す。
「あっ、起きた?丸1日眠ってたよ~大丈夫?」 笑顔のハナがいた。 全身でホッとする。まだ体がダルくてクラクラするけど、ハナとの時間を過ごしたくてベッドから這い出た。 そして、キッチンに立つハナを後ろから抱きしめた。 「好きだよ」 「アタシも…」 真っ赤になるハナに何回もkissをした。 絶対に離したくない。ハナを守る。

ボクはハナを大切に大切に抱いた。ハナとの初めてのsex… 愛おしさが以前よりももっと増してかけがえの無い存在になっていた。


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