青春謳歌




-その後-




「あ、先輩!」




待ち合わせのカフェで私は先輩を見つけて手を振る。




「熱烈な再会だな。」




クスッと笑った先輩に私は顔を赤くした。


張り切りすぎって思われちゃったかな?

それにしても、先輩・・・私服姿もカッコいい///



目の前の先輩はいつもの制服とは違ってラフな格好でドキドキした。


ちょっとしたジーンズでもオシャレに見えてしまう。


これが、モテる理由なのかも・・・。




「陽菜、どうかしたか?」

「い、いえ・・・!何でもありません!!」




自分の考えがバレたくなくて必死に首を振って誤魔化す。


は、恥ずかしい!!



真っ赤になった顔を見られたくなくて俯いていると、先輩が私の手を取った。


そのまま、指を絡めるようにして握り・・・・・・。





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