青春謳歌
「陽菜、行くぞ・・・。」
「は、はい!!」
カフェを出て歩きだした先輩の後を付いて行く。
街を歩いている人が先輩を何度も見ている。
やっぱり、先輩・・・モテるんだな///
そんな人が自分の彼氏だと分かると、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになる。
私も、少しは可愛くなりたいな。
そう思っていると、先輩が私の顔を見た。
「陽菜・・・あんまり、そんな顔しないでくれ。」
「えっと・・・?」
意味が分からなくて首を傾げていると先輩は私に軽くキスをした。
チュッと言う音が耳に聞こえて私は自分がされたことを理解した。
こ、こんな所で・・・キスしちゃった///
真っ赤な顔で見ると先輩はクスッと笑った。